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1-1. 出会いは必然?

以前から弊社のことを気に留めてくださっており、「リフォームをする機会があればココしかない!」というぐらいの心意気だったそうです。そんな中、ふとHPでオープンハウスのことを知り駆けつけてくれました。オープンハウスはいつも事前登録制で行っているのですが、N様はなんと当日の朝…。案内図は当然お渡しすることが出来ないし、まして分かりにくい土地に建っているため、正直ご案内できるか不安だったのですが、「勘」で辿り着いたそうです(笑)この日は空間性を体感し、リフォームへの決意を固めたそうなのですが、そこから先へは「大きな壁」が立ち塞がっていたのですが…

1-2. 説得

その「大きな壁」というのは…そう、「ご両親」でした。ご両親にとって、この家屋は先代が建ててくれた大切な住まい。不満はいくつもあるけれど、大々的なリフォームなんて考えられなかったそうです。しかし、娘さんは「リフォームしないとこの家には入らない!」と言う強行的な説得?脅迫?で心を動かしたそう。そうなれば後は攻めるのみ(笑)と言うことで、後日娘さん夫婦とご両親で2009年4月にお引き渡しをした「K家の住み処」へ見学していただくことになりました。

1-3. 納得

K様は見学の機会を快諾していただき、実際にご両親にも体感していただきました。娘さん夫婦にとって新築は体感していただいているけれども、リフォームとなればまたその空間性は異なるもの。実際に近い仕事を実感していただけたのだと思います。
肝心なご両親は…見学中、しばらくしてお父様が開口一番「じゃぁうちのこともよろしく頼むね」とあっさり。若夫婦とも顔を合わせるくらいあっさりと快諾。「いままで何だったの?」というくらいあっさりと(笑)実は相当反対していたことを最近になってお伺いしました。お父様にとっては相当思い入れのある住まい、逆に娘さんにとって生まれ育った住まいは不満だらけ。この「溝」を埋めないことには「二世帯住宅」は絶対に成功なし得ないのだと思いました。
僕としても、きちんとそこに住まう住まい手さん全員の賛同が得られない限り手を付けることが出来ません。例え強行的に計画を進めていっても、例え工事が着工してしまおうとも、必ずどこかで不満が爆発し、破断します。

1-4. お宅訪問

ご両親も納得された上で、計画をスタートすることを踏み切ることが出来ました。まずは「お宅訪問」です。
さて、リフォームして住み継ぐか、若夫婦のみで新築し同じ土地に住まうか。多少の論議はしたものの、やはり家族たるもの「一つ屋根の下」で住まうことが最善策であり、無駄も出ません。方向性が決まったところで、どこまでリフォームをするのか。若夫婦としては現状の不満を解消、すなわち「全面リフォーム」をご希望され、お父様としてはやはり今ひとつ気乗りしない様子でしたが、まずはみんなでこの家の不満点を挙げていき、その対策と解決方法を話し合いました。
結果的には「全面リフォーム」と言うカタチで設計を進めさせていただく事になりました。基本的なリードはこれからを担う若夫婦が担当することになり、ある程度はこちら側に「任せる」という心意気でご両親には納得していただけました。
ここで一番肝心なのは、勝手にプランを決めたりせず、あくまで「お伺いを立てる」ということを忘れてはならないという点です。ご両親を蔑(ないがし)ろにし、若夫婦のみで事を進めていくのは、決断権が少ないのでスムーズに進むのですが、あくまで「二世帯住宅」であり、みんなで暮らす住まいなのですから。ましてや「引き継ぎ」をさせていただくわけですから、先代を「立てる」と言うことを忘れてはならないのですね。もちろんご両親の意向もあるわけですから、それらをうまく紡ぎ合わせることが大切なのだと思います。

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