S家の住み処 |
建築地 :茨城県結城市 |
構造 :木造平屋 |
施工期間:2009.04~2009.12 |
敷地面積: |
延床面積:60.24㎡(18.0坪) |
家族構成:夫婦+子×3 |
子世帯へ、受け継ぐ住まい
西面には母屋があり、子世帯のための「離れ」である。母屋は伝統的な「数寄屋造り」のため、その趣を尊重する外観に配慮した。間取りはLDKと寝室・水廻りのみの設計である。将来的には母屋へ子供部屋を計画することにした。茶の間の床を琉球畳を用いることで、和の趣を強める方向とし、M家の台所のような「動線の流れ」を受け継いでいる。浴室は自身初のハーフユニットを採用。腰上の板張りは「サワラ」。今作品は施主の意向もあり、和の指向性を強めた結果となったように思う。