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日々のことblog

2022.08.04

家具探し|日誌#16

家具屋さんへ行ってきました。

ダイニングに置く丸テーブルを探していたところ、ちょうど良いものがあるとご一報をいただき、さっそく家具屋さんへ訪問。栃木県鹿沼市で、5代目となる老舗の荒川家具さん。普段からCOMODOの家具はこちらでお世話になっております。新品の販売はもちろんのこと、北欧ヴィンテージの手直しも行なっている頼れる銘店です。

もちろん新品の家具もいいのですが、ヴィンテージにしか出せない深みと、建築的にも馴染みがいいので、今回はこれを前提に探しました。今ではヴィンテージ家具は年々人気を博して、価格が高騰してるようです。
(ちなみに定義として、文献をみると100年以上経ったものをアンティーク、30年以上100年未満のものをヴィンテージと呼ぶそうです)

1950〜1960年代に製造されたデンマーク製の丸テーブル
推定60−70歳、はるばるデンマークから日本へ来たと考えると感慨深いものです
また、どんな方がどういう空間に使用されていたのかと考えると更に興味深い
天板は伸長式で、繋ぎ部分もすべて木製
当時の技術の高さが感じられます
付属の板を繋げれば大人数にも対応できる優れもの
丸テーブルひとつとっても、同じ年代のものでも天板や幕板、脚、接合部など、それぞれのオリジナル性が異なるので、こればかりは巡り合わせかと
素材はチーク、その美しい褐色の木肌と繊細な木目が、あたたかくやわらかな雰囲気を醸し出します

この時代の家具は、なぜこんなにも魅力的なのだろう…。新品には無い、奥ゆかしさを感じます。
これから竣工に向けて手直しをしていただく予定なので、仕上がりが楽しみでなりません。

拝 ヒロ


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