2019.04.15
住宅デザイン学校|栃木ツアー
過日、今の僕を形成してくれたと言っても過言ではないアドブレイン主催、伊礼校長率いる「住宅デザイン学校」のバスツアーに協力させて頂きました。
卒業生代表として実作の発表会の様な、僕にとってはとてもとても緊張のひとときであり、これからの生徒さんにとって模範となる様な存在となるべく…
伊礼さんに実作をご覧頂くのはこれで3度目なのですが、「時が経て飯田君の設計意図が見えてきた」と、最高のお褒めのお言葉を頂きました。
僕にとって伊礼さんの存在は師であり、模範であり、唯一無二の存在なのです。
直接図面からデザインを頂戴することがございますが、基本的には自分なりに昇華してきたつもり。
そんな点も伊礼さんはご指摘くださり「飯田君なりにデザインを落とし込んでいる」とのお言葉を頂戴しました。
自分自身にとってもただの真似事ではなく、そのデザインを学んだ事による、僕なりの回答としてデザインへ落とし込んでいるものですから、気持ちが救われた気分です。
そもそも論で、栃木ツアーに需要があるのかと不安でした(笑)
そんな不安をよそに、早い段階で満席になったそうですから、まずは安堵です。。。
それもそのはず?リオタデザインの関本さんの作品も見られるツアーなのですから、そっちが目的なのかも知れません(笑)
オリジナルの“しおり”を作成して臨ませて頂きました。
伊礼さんの後ろで僕が緊張しているのが伺えるでしょうか?笑
まずは「くの字の平屋」から。
もはや僕の最強の営業ハウスとも言える母ノ家。
築8年を迎え、庭と家と地域と、一体化していると思います。
なんせ2人暮らしの家なものですから、25人が入ったらこうなっちゃいますよ!!
お次に築3年を迎えた、現在はショーホームとして活躍してくれている現「普請の家」である「INDYHOUSE」。
こちらでみんなとお弁当タイム。
お次にリオタデザイン設計で施工をさせて頂いた「パーゴラテラスの家」で関本さんがお出迎え。
熱心に図面で解説する関本さんは心なしか嬉しそう。
僕はまるで説明なんぞせず、聞かれたら答えるスタイル(笑)
写真撮ったり実測したりと、皆真剣そのもの。
みんなと記念撮影。
講師を務める建築家でi+i設計事務所代表の飯塚豊さんもわざわざ駆けつけてくださいました。
住まい手さん不在ながら、せめて外観だけでもと「ロールキャベツの家」へ。
そうしましたらなんとご厚意により、障子を開けておいてくれて中を見せてくれるサービス!!
ただの不審者達(笑)
梅がちょうど咲いてくれて彩りを加えてくれました。
最後に完成直後の「現代版ハイジの家」で〆。
皆思い思いの場所を探して楽しんでいた様子でした。
最後はもちろん宴会!!
大谷石の蔵をコンバージョンしたレストラン「石の蔵」で親交を深めました。
僕はその責を降り、ほっと一息つけました。
さてさて、気になる講評ですが…概ね好評だったようです。
一作ずつ、伊礼さんと飯塚さんに加え、生徒さんからもお言葉を頂きました。
内容は割愛いたしますが、どれも好意的なご意見。
僕の人物像から「もっとチャラい建築しているイメージだった」とかもございましたけれども…褒め言葉として捉えておきます(笑)
設計事務所×工務店という業界的には希有な存在から、皆様々な視点で気付きがあったようです。
そんな言葉から僕も色々と学ぶことが出来、大変貴重な経験となったことは間違いございません。
いち卒業生として少しでもその恩がお返しできるこの機会を大変ありがたく思います。
この場をお借りしまして、アドブレイン代表の塚本さんには、これらの写真提供を含め御礼申し上げます。