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日々のことblog

2023.08.22

井戸水の検査|日誌#31

毎日暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
我が家は、この酷暑を乗り切るため、お盆休みを使って念願の自宅プールを計画しました。

まずは、水質の調査から。
幸いにも敷地には、土地購入以前から井戸水を利用していた実績があったため、建て直し後も外部で利用する分は井戸水としています。
昔から利用していたことと、植物への水撒き程度でしか利用していなかったため、これまで水質調査を怠っていたのですが、この夏はプールで利用するということで念のため水質調査をすることとしました。

水質調査といっても飲用するわけではないので、その場凌ぎでセルフの簡易調査です。
都市部では縁が少ない井戸水かもしれませんが、地方ではまだまだ利用率の高い井戸水。
せっかくですので、どのようなものか紹介も兼ねて記録します。

共立理化学研究所から提供されている井戸水検査セット (AZ-2W-2)を、Amazonで1,600円程度で購入しました。
このキットで、pH、鉄、全硬度、COD、亜硝酸の5種類が調査可能です。

・pH|水溶性の酸性・アルカリ性の程度を示す数値
・鉄|鉄分の程度を示す数値
・全硬度|カルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を、これらに対応する炭酸カルシウムの量に換算した数値
・COD|酸化剤によって酸化や分解される時に消費される酸素量に換算した数値
・亜硝酸|窒素類が含まれていないかを示す数値 (検出されない方が望ましい)

水質の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、セルフでここまで調べられるのはありがたい。
それでは早速、検査開始。

各項目ごとにスポイド式の薬品入りチューブが用意されており、チューブに井戸水を吸い込ませ調合させます。

調合したチューブを、測定項目ごとに指定された時間で調合書と色を照合。
学生時代に行った理科のリトマス紙の実験を思い出させます。
写真は指定時間を過ぎているため少々色が変化していますが、全ての項目について水質に異常がないことが確認できました。

現在、井戸水の衛生確保については全国一律の取り決めはなく、一般的には井戸の管理者が自らの責任で自己負担で行うこととなっています。
安全に井戸水を利用するためにも、簡易的ではありますが、年に一度くらいは自主検査を行ってもいいかもしれません。


ヒロ 拝

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