2019.12.06
現場巡礼
12月となり、一段と寒さが応える季節に移ろい、現場の職人さんには頭が下がります。
それでも現場へ赴くと笑顔で迎えてくれるのですから、この環境はとても感謝です。
「ふたつでひとつの家」
通り土間を挟んだ完全2世帯住宅。
COMODO史上一番大きな建物ゆえ、なかなか思うように現場が進まず…単純計算で家2棟分ですから仕方ありません。
子世帯側のLDK
「閉じる×開く・低く×高く」このさじ加減が空間の善し悪しを構成するのだと思います。
親世帯のLDK
世代の違いから、空間もキャラクターを替えております。
広すぎず、狭すぎず…これもまた悩ましい問題。
床はいつもの20mmの日光杉を採用。
スリットで見えるガラリは床下エアコン用。
外部は外壁下地である杉のザラ板が張り始まっておりました。
仕上げはそとん壁となります。
「集いのいえ」
だいぶ紅葉が終盤となってきた日光。
現場道中は目の保養で楽しんでおります。
四季の移ろいを感じられる日本はなんてすばらしい事か…笑
小さいけれど、とても存在感のある瓦屋根の佇まいに大変満足。
こちらは反対側。
既になんとも凛とした趣を解き放っておりました。
内部は現在枠入れ中。
天井はロックウール250mm程度をブローイングで充填してあります。
実は瓦屋根って遮熱効果が高いのです。
原材料が土なので蓄熱しそうですが、下が通気されるので遮熱が期待されます。
南の縁側廻り。
前方には梅林と日光線が眺められます。
お茶すすりながらぼーっとしたら気持ちよさそう笑
こちらの作品もそとん壁仕上げ。
来週からリフォームの案件が解体から始まります。
そちらはまた次回にでも。
お問い合わせ先
COMODO建築工房×飯田亮建築設計室
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