2022.02.25
地鎮祭|日誌#8
「COMODO建築工房の地鎮祭は雨が降らない」というジンクスに、当日を迎えるまでヒヤヒヤしておりましたが、幸いにも晴天に恵まれ、無事に式を執り行うことができました。
ということで、今回は地鎮祭についてご紹介いたします。
弊社の地鎮祭は、基本的に住まい手さんに準備をしていただきます。一見、投げ遣りな感じにも捉えられかねませんが、それにはきちんと理由があり、手間だからということでは一切ございません。地鎮祭は、これから工事を進めるための初めての大事な儀式です。大事な儀式だからこそ、自らが動き、当事者となることで、今後の住まいづくりへの向き合い方も変わるものと考えております。
実際、僕自身も今回全ての準備を行いましたが、苦労をしたからこそ直接工事に参画している気持ちが湧き、その後の工事への向き合い方が変わったように思います。
まずは笹竹の入手から。神様を迎える清浄な場所の表示として、青竹を祭場の四隅に立てます。
お供え物は、奉献酒、塩、米に、海の幸や野菜、果物を用意しました。神社ならではのお供え物が必要な場合もございますので、詳しくは直接お問い合わせください。
神具の鍬(くい)と鋤(くわ)。こちらは一般的に神主様がご用意してくださいます。
何度も経験していることとはいえ、やはり立場が変わると風景が異なって見えるものです。
敷地内には井戸があるため、こちらもまとめてお祓いいただきました。水質調査をして、外回りで使用する予定です。
あくまでこの地に住むのは住まい手さんご自身。だからこそ、住まい手さんに主導いただく意義があるものと考えます。もちろん手配困難な、笹竹やしめ縄などが必要な場合は事前にご相談ください。設営等も含めてバックアップいたします。
地鎮祭が終わればいよいよ工事着工。今後の工事の安全を祈願して、しっかりと見守っていきたいと思います。
ヒロ 拝