リノベーション
いままでと これからと
築50年余となる、古民家と呼ぶにはまだまだ若い住宅。今回のテーマは老後の二人暮らしを豊かに住まう計画。温熱環境と耐震性を整え、デザインを誂えました。しかしながら二人住まいには広すぎて、全てに手を加えるには大きすぎるゆえコストバランスが悪く、居住空間を限定してのリノベーションを計画しました。
耐震のために今までの開口を絞り耐力壁に変更。壁面の断熱気密ラインを居住空間に限定しつつ、屋根裏の熱気を伝えないために天井面のみ全面に断熱材を敷き込み。間取りは変更を加えるも、現存の古き良き面影は最大限に生かし、こちらのデザインを加えさせて頂きました。またペレットストーブを設置することで、居住空間全体が安定した温熱環境を得られ、エネルギーコストにメリハリのついた環境を得られたと思います。
建築地 | 栃木県矢板市 |
構造 | 木造平屋建 |
施工期間 | 2022.07〜2023.01 |
敷地面積 | |
延床面積 | 171.62㎡(51.9坪) |
家族構成 | 夫婦 |